第一章のすべてに通じる理解力、想像力、表現力を読めば、本書の骨格がわかると思います。知識の集積と言っても、ベクトルはこの3要素を伸長させるのが目的であり、知識そのものではないのでしょう。また、親の役割として、「何のために勉強をするのか」子供に理解させることは、勉強が無限の苦痛になることを避けるために、必要なことだと思いました。若干アメリカ礼賛気味ですね。おもしろかったですが、特段鋭い指摘もなく、星3つ。
なぜ勉強をしないといけないのか?おすすめ度
★★★★★
中学生の娘に「なぜ勉強をしないといけないのか」と言われ、「自分のため、社会をよくするため、人の役に立つため」と自信をもって言いました。
これまで、「勉強の意味」を真正面から考えたことがなかったので、自分の見解をはっきりさせるために大変役立ちました。
ところで、その後我が子は猛然と勉強を始めました。
参考にる一書です。
シンプルかつ、しっかりした答えおすすめ度
★★★★☆
「なぜ勉強するのか?」という単純な問いに対して、インタビュー形式でじっくり語られる本。論調はすごくやわらかいけど、主張はシンプルではっきりしてて力強い。方向が明確で、ポイントが絞れてる。
タイトルの問いに関して、明確に答えられない人はもちろん、すでに答えを持っている人にも面白い本だと思います。
論理の品格
おすすめ度 ★★★★★
『国家の品格』へのアンチテーゼが、逆説的に鈴木光司の武士道を成している。
読んでいてそんなイメージを持ちました。
自分の頭でイチから考えてみる。偏見や常識を疑ってみる。
これが哲学であり、リテラシーである。
宇宙人は存在するのか?
という問いに対する答えには納得させられました。ちゃんと考えていなかったな、と思い知らされました。
幸福だったから、人間は歩き出した。から終わりまでの下りは、
『リング』『らせん』『ループ』のエンディングを彷彿させ、未来への力強い足音を感じました。