今回はミサキとクロエの過去の物語おすすめ度
★★★★★
今回はミサキとクロエの過去の物語がメインとなっております。舞台は大英帝国。ミサキとクロエがどのような過程で出会ったかを知る上で必要となるでしょう。また、クロエの師匠?というべき人物も登場します。
ただ、今回は何せ過去の出来事を扱っているだけに、ミサキとクロエの「甘ったるいシーン」はないです。むしろ、クロエを従者のごとく扱うミサキの女王様な一面を見ることができるでしょう(笑)。そして、3巻よりはいささかハードな展開もあります。
なお、今回初登場のジェシー嬢ですが、すでに一部のファンの間で人気になっているようです(笑)。サイノメとは違った大人の女性としての一面を垣間見せてくれることでしょう。
すごくいいおすすめ度
★★★★★
ミサキとクロエの昔の話。
昔のミサキは今のミサキよりも「ツン」の部分が多いけれど、それもまたいい。
こんなかわいい女王さまなら、誰だって喜んで下僕になってしまいそう。
そして、掲載誌で多くのファンの心をつかんだ、クロエのカッコよすぎるセリフ。
やっぱり痺れる、あのシーン。
いったい何に対して羨ましくなっているのか、わけがわからなくなるくらい、この『Blood Alone』を読むと色々な意味で動揺してしまう。
個人的には雷に怖がるミサキを描いたショート・ストーリーも入れて欲しかったけど……。
本編だけで素晴らしい出来。
おすすめです。
たとえそれが偶然でも、お前が受け入れれば必然となる
おすすめ度 ★★★★★
クロエの過去、すなわちロンドンでの生活が描かれます。
今まで断片的に与えられてきた情報である「ロンドンで会った魔法使い」「あの女」等の存在が明らかになり、また、湊レイジの娘であるミサキとの出会いも収録。
まだ若く、精神的にも未熟であった頃のクロエ。
彼は「古い世代」にどう立ち向かったのか。そして彼が得た「力」とは何だったのか。
次巻が実に楽しみです。