プレミア価格ほどの価値は無し おすすめ度 ★★★☆☆
現在、手に入れるためには
まず1万〜2万以上の出費は覚悟しなければならない、
比較的入手が困難なサウンドトラックですが、
肝心の中身はと言うと、1曲ごとの収録時間は短く、
ディスクのケースもなんだか安っぽかったりと、
いささか物足りない印象を受けてしまいます。
また、ディスク1の1曲目に、ボーカル付きのアレンジ曲も収録されていますが、
こちらはちょっとしたメドレーで、前半のフィールド曲
「地平線の彼方」に歌詞がつき、それと村の子供たちが歌っている
「ぜんぶ好き」を、それぞれ女性と子供が歌っています。
後者は元々ゲーム上でも子供の歌であるため、イメージ通りに感じる方は
多いと思うのですが、前者は、歌詞がつき、
ゲーム壮大なイメージが、逆にしぼんでしまっている気がします。
ファンならば聴きたくなるものですが、聴いた当方の意見としては、聴かなければ良かったなー・・・と。
個人的には全体通して好きな曲は山ほどありますが、
1〜2万以上も出して買うものか?と問われると、そうでもない気がします。
作曲者である酒井省吾さんの音楽を収録したCDは少なく、
そういう意味でもこのCDは貴重な品ではありますが、
このゲームにそれほどの思い入れがないのであれば、
現在DL販売のみですが、ゲーム「MOTHER3」の音楽集「MOTHER3 i」で、
酒井さんらしい音楽はたくさん聴くことが出来るので
このCDのことはスパッと諦めて、そちらを購入して楽しんでいれば十分だろうと思います。
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