パット・メセニー参加 おすすめ度 ★★★★☆
1975年12月録音。ECM1072。副題として『Music Of Carla Bley』とあるようにカーラ・ブレイの作品を取り上げている。
特筆すべきは、ゲイリー・バートン自身が見いだしたパット・メセニーが本作で参加していることだろう。パットはエレクトリック12弦ギターを弾いている。ギターはもう一人いてミック・グッドリックが参加している。いつもにも増して静かな世界が展開する。つまりいつものポップな乗りのようなものは影を潜め、ひたすら4本マレットの紡ぎ出すヴィブラホンが拡散していく。
パット・メセニーのファンにも聴き逃せない作品だ。
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