一つの山場を迎えるストーリーおすすめ度
★★★★★
DVD第2巻では、ストーリーが一つの山場を迎えるので見所が多いです。
主人公が初めてつまずいて、そこから立ち上がるまでと、その間の敵襲の緊迫感など。
3では敵側ロボットのウラエヌスが大活躍、その後ジャイアントロボの対決などは
アクションシーンとしてかなり楽しめると思います。
4はそれに変わって対人格闘シーンが魅せます。
今まで見えなかった登場人物の伏線がようやく見えてくる部分でもあります。
特典ではまずオーディオコメンタリーですが、
今回は作画監督.キャラクターデザインの山下明彦さんと、
アニメーションディレクターの片山一良さんです。
制作の舞台裏の話がメインになりますが、くだけた会話で思わず笑いを誘われます。
作画したスタッフの名前が出たりするので、ウィキペディアなどで
ちょっと下調べをするとそれなりに話も分かってきて面白さが増すかと思います。
イタリア版プロモーションでは、やたら巻き舌のイタリア語がおもしろいです。
ワルシャワフィルの現地映像では「ウラエヌスの出現」などが聞けます。
パンパラパパパパーン♪というアレです。他にエンディング、国際警察機構のテーマなど。
普通にクラシックなども演奏してます。奏者の様子もみれて、なかなか面白いです。
キャラクター名鑑では、DVD1巻とまた少し変わってます。
1巻で顔が見えないショットしかなかった草間博士が別ショットになってます。
他にもまだ姿の見えない十傑集、BF団、ビッグファイアなども、少しだけ前回よりまともなシーンになってます。
焦らし方がいやに細かいので見比べてみるといいかもしれないです。
壮絶な横山ワールドの美しき結晶!おすすめ度
★★★★★
科学的論理ではなく、心を描いた物語なのだ。
見ていると、話の辻褄なんかどうでもよくなってくる。
それほど横山キャラたちの、ある種泥臭い魅力に圧倒される。
父の遺志を守ろうとして葛藤し成長する大作少年。
そんな大作に幼い日の自分の姿を重ね、命を懸けて大作を守ろうとする大人たち。
かたや、父の言葉の真の意味が分からず、暴走する子の嘆きと叫び。
気が遠くなるほど大量の美しいセル画と、
秋の日の透明感漂う珠玉の楽曲、
そして多くの人たちの情熱で綴られた
父と子の、そして男たちのレクイエム。
バラで4巻(ここにないものはヤフーで)揃えました。
ターニングポイントおすすめ度
★★★★☆
「シズマ博士と十年前の惨劇の仇は、この僕がとってやる!!」
大怪球を前に幼い正義感で啖呵を切る主人公、草間大作。
しかし、ここからロボの敗北、博士こそ惨劇の原因という真相
といった過酷な現実が次々と少年を打ちのめしていきます。
最終回で再び立ち上がり、自分が何も知らない子供な事を自覚しながら
真実を見出す日までて戦う決意を固める場面との対比してみると
監督・脚本の構成力の素晴らしさが分ります。
村雨ファンとしては、彼が手首しか出ていないのは悲しいですが…。
オールスター
おすすめ度 ★★★★☆
自作のキャラクターの総出演は、手塚治虫、永井豪、松本霊士がやってますが、そのままのキャラをそのまま出すから収集がつかなくなっている。でもこの作品の場合、配役が違うので、どきどき。
アルベルトの原作は何?中条長官が「バビル2世」からなら、目立ちすぎるぞ。