みんな、悩んでるさおすすめ度
★★★★☆
結局、Camcanに出てるような「お洋服のことしか考えてないような女の子」も、AERAに出てるような「絵に描いたような独身キャリアウーマン」も、うじうじ悩んで、ささいな楽しみを支えに生きてるってことに変わりはないんだろうなー、と、この中間にいる(と自負させていただいてる、20代後半の)私は思いました。
主人公も、途中まで活躍する麻美も、描きようによってはものすごく嫌なやつにもできるはずなのに、そうではなく、どこか憎めなくて、いとおしい。初めて読んだ作家さんでしたが、明るい作風を心地よく感じた。
なーるほどねおすすめ度
★★★★☆
柴田よしきさんの描く女性は、いつも強い。
でも、弱い点もちゃんと描く。
男からの印象です。
でもって、それがある意味彼女の作品にリアルさを
もたらしてるのかなーと思います。
本作品は、まさに題の通り働く女性の悩みを描いてます。
笑いあり、涙ありで、おもしろいです。
どちらかと言うと、彼女の作品の中でも軽く読めるタイプの
作品でいいと思います。
ワーキングガールの本音?おすすめ度
★★★★☆
衝動的にジャケ買いした小説です。
その期待を裏切らぬ面白い作品ですね。
何というか精神疲労に効く薬ってとこですかね。
表紙のイラストとタイトルに惹かれて♪
おすすめ度 ★★★★☆
何の気なしに読んでみて
OL廃業16年経ってしまった主婦ですが面白かったです♪
主人公の墨田翔子やケアンズ在住の愛美の考え方や行動は
今も昔もあまり変わらないんだなァ…と思いました。
オーストラリアなんて興味なかったけど、この本読んでたら
ケアンズへ行ってみたくなりました。
英語のプロ(!?)になったのに
日本語がしゃべれるからケアンズでガイドをしているという愛美の現実が
妙にしんみりしちゃいました。
自分はさておいて
子どもの将来を模索しなきゃならない親という立場からすると
また違った感慨です。
何が幸せなのかの見極めは永遠の課題かもしれませんね...