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白いレクイエム |
著者の『ドコカの国にようこそ!』を偶然手に取り
それがかなりの名/迷作であったため本作も手に取った。 代表作とも云える『ドコカの国にようこそ!』や『クロイヌ家具店』を 色に喩えるならば間違いなく「黒」であるが、 本書は題名にある通り、全編が「白い」印象であり、異色。 物語に流れる「死の影」と「もうひとつの世界」というテーマは定番だが ギターを奏でる薄幸の少女の描き方や、 音楽の使い方に言いようも無い透明感が漂っており、 触れれば割れてしまいそうなリリシズムが沁みる佳作である。 |
そっくりそらに (cub label) |
そっくりといえば、西岡さんの絵は 米倉斉加年や大海 赫を彷彿させるものがある。 先端に毒のついた針が末端神経をチクチク刺激するような感覚の絵だ。 30年くらい前のどこか懐かしい空気もはらんでいる。 本を手に取った方は、恐いもの見たさでページをめくりたくなる衝動にかられるでしょう。 といってもトラウマになるほどではないので、心配はいらない。子どもが見てもOKだ。 一棟のマンションを舞台に、不思議なパラレルワールド的世界が登場。 そこには、やる事なす事がそっくりだけど微妙に違う2人の住人がいる。 しかしお互い見ず知らずの関係だ。 いったいどうして? なんて疑問は受け付けないヨ。 2人が出会ったらどうなるの? それは読者の想像にまかせるヨ。 自分だけのセンスで行動していると思ったら、実は同じような事を している人が世間には大勢いるな と感じることがありませんか? |
ゆうべ 西岡千晶 が夢枕にたたれてこうおっしゃったッ・・・!
バラエティ番組で人気を集めている 西岡千晶のDVD記念映像が公開されている。
80年代テイストたっぷりの胸キュンソング。今回も振り付けが覚えられるよう、DVD付きの超お買い得盤。スペシャルメッセージもお見逃しなく!「次着るのは結婚式のときかも」。ファンは熱心にシャッターを切っていた。
こりゃあようするに一言で言うとあれだ
『 結婚は一切のものを呑み込む魔物と絶えず戦わなくてはならない。その魔物とはすなわち―――習慣のことだ。 』( バルザック )
まあそういうことだ。
魅力的な本[本&古本]
ハルムス作品と西岡千晶さんの絵がみごとにマッチして本の表情に現れている。 見えないところで作品に対する思い、出版社編集部の熱意も伝わってくる。交響曲をみごとに奏でたような...1冊。 ハルムスの小さな船. ハルムスの小さな船 ...
ざわざわわ
c5b5cfd0.jpg 西岡千晶さんの絵にひかれて、 買ってしまった超短編の世界。 西岡千晶さんの絵が大好きですお値段は、少しお高めでしたよ.
世界の到着
やっぱり西岡千晶さんの表紙が効いてるなー。平積みだったらぱっと目を引くこと間違いありません。棚に入ってしまうと、薄い本なので見つけられるかな? さっさと店員さんに聞くのがおすすめです。 そんなわけで著者に本をお送りしなければいけないのです ...
表紙のステキさ。
この表紙、ステキ。 タイトルもステキ。 ずっと読みたくて、ちょうど友達が持ってて借りた。 創英社出版事業部(編)『超短編』創英社. 川上未映子さんが3編、そして表紙、西岡千晶さん… この魂の抜けている感じがとてもステキ。
韓国とか外国語とか~今週借りた本
『花粉の部屋』ゾエ・イェニー(新潮クレスト); 『ハルムスの小さな船』ダニイル・ハルムス 絵:西岡千晶(長崎出版). 南米の本. 『百年の孤独』G・ガルシア=マルケス(新潮社). そして「外国語」というものについて楽しくかかれた一冊。 ...
西岡千晶『そっくりそらに』、デハラユキノリ『お野菜戦争』入荷!
西岡千晶『そっくりそらに』/A4判変形上製 40P/1575円あおいめシシーとちゃいろめスースー。やることなすことおそろいなのに、見知らぬ同士のそっくりさん。窓から二人の様子をのぞいてみよう! 西岡千晶(西岡兄妹)、初のソロ作品。 ...
心臓3つ
西岡千晶さんの挿絵も驚くほどよく合っている。 『古今亭志ん生落語CD』 落語のCDは入院にかなり適している。 個室なら1人でにやついたり笑ったりしていても誰にも見られないし。 しかし志ん生のような雰囲気のある声をもった落語家はほかにいないな。 ...
[本] そっくりそらに 西岡千晶
ISBN:4860951182:detail 10月6日読了 ★★★★☆ 西岡兄妹の妹さんの作品です。このタイトルは”そっくり””そら似”なんですね。そっくりな家庭がシンクロするお話。読む前は、魂とかを全て(そっくり)、空に還す話だと思い込んでました。 ...
『ハルムスの小さな船』=ダニイル・ハルムス作、西岡千晶・絵
兄と二人組みでユニークな漫画を発表しているイラストレーター、西岡千晶さんの幻想的で不条理な絵がふんだんに盛り込まれた小さな絵本である。彼女の絵は奇妙でちょっとユーモラスだが、存在そのものの不安をかきたてる。 テキストは、その絵によくあっ ...
愛すべきナンセンス ダニイル・ハルムス『ハルムスの小さな船』
そして、ハルムスの作品自身の魅力もさることながら、西岡千晶の挿絵もじつに魅力的です。繊細で震えるような描線で描かれた画風は、ハルムスの作品とぴったり! まるで文章と絵が一緒に作られたかのようで、もはや、挿絵の領域を超えているといっても ...