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水上勉 ウィキペディア

竹林 越前竹人形 石川さゆり ~若州~ 越前竹舞い 1992年映像 ISHIKAWA SAYURI


水上勉 最新動画

特撮テレビ・ヒーロー主題歌集
特撮テレビ・ヒーロー主題歌集
実はこのCDがリリースされたのはかなり前(15年位前?)なんですが、4年ほど前に同年代の知り合いに貸したまま帰ってきません…(泣)
それはともかく、昭和40~50年代に巻き起こった特撮ヒーローブーム。その数あるヒーロー番組の中から厳選されたヒーロー達のオープニングとエンディング曲が納められています。若干「ワイルド7」「白獅子仮面」「魔神ハンターミツルギ」など毛色の違うものに違和感を覚えたり(失礼)、人によっては収録して欲しいヒーローが抜けていたり…ということがあるかもしれません。しかし!まず昔の特撮ヒーロー物の音源をとりあえず求めているのであれば、このCD2枚組がベストチョイスだと思います!最近よくある「テレビサイズ版」ではないので欲求不満に陥ることもないでしょう。
もしこのCDで物足りなくなったら、また別の特撮ヒーローの音源を収録したCDに手を伸ばす…そんな展開が理想だと思いますよ。




白蛇抄
白蛇抄
滝に身を投げて自殺しようとした小柳ルミ子、彼女を助けて後妻にした老住職若山富三郎、そして彼女をつけ狙う若山の息子杉本哲太、警察の夏八木勲。彼らのドロドロとした愛憎関係が呼ぶ破滅とは。
当時脂の乗り切っていた小柳ルミ子が、色白の豊満な肉体を脱ぎ惜しみ無く魅せてくれます。

そんな中で頑張っているのが、今や緒方直人夫人となってしまった仙道敦子。彼女は杉本に惚れているという設定で、Tシャツと下着姿で誘惑したり、レオタード姿で走り回ったり、制服姿で若山に襲われたり、脱ぎはしないものの、非常に色っぽい見せ場を連発してくれました。

なんかHな話が多いですけれど、そういう部分を期待されている映画だからいいですよね?





飢餓海峡
飢餓海峡
映像が凄く暗くて、冒頭からサスペンス・ドラマの匂いが漂っていたが、特に逃亡中の大間から恐山を越えて温泉地の旅館にたどり着くところはなかなか見ごたえがあった。

伴淳三郎が徐々に三国連太郎を追い詰めていくところは、あまりにも単純に追い詰められるところがドラマの時間の制約に尽きるが、どんな犯罪であっても必ず足跡が残っているところを見事に浮き彫りさせているところが凄い。

現代の我々であっても時代を感じさせないで映像にのめり込んで観ることができる
邦画を代表する作品のひとつであることは間違いない。是非、リメイクをお願いしたいものです。





越前竹人形
越前竹人形
日本映画界屈指の名カメラマン<宮川一夫さん>撮影の逸品です。
<羅生門>><雨月物語><用心棒>etc・・・。傑出した作品を産み出されましたが、この<越前竹人形>も素晴らしい映像です。
竹薮の空間処理(コントラストの対比)、季節感を花&雲の形で表現、
夏の京都はハイキーで撮影させて(暑さ)を出し、渡し舟での悲劇のシーンでは、コントラストを強めにさせた上で、暗めの色調にさせています。
また、日本家屋の中での撮影では、実に中間段調が豊かで、
家具&柱等の質感も十分!。若尾さんが、荷車に乗って嫁いで来る
シーンなんか、ゾクゾクするような映像美です。
とにかく映像が素晴らしい。
ところが、
物語の内容となると、個人的には<悲劇的>すぎて、ちょっと辛いです。
玉枝さんが嫁いできてからの<ギクシャク感・・・>。本来なら、ここから 玉枝さんの<肺結核気味>の症状も<養生>によって緩和する筈
だし、喜助のほうも<名工>となって めでたしめでたしだったのですが・・・・・・。
でも、物語は 転げ落ちるように<惨劇>の連続となり、他界させるとは・・・・・。
私的観点からすれば、この<玉枝&喜助>は、日本昔ばなしのように、<末永く暮らしたとさ>のハッピーエンドで終わって欲しかった。
心清くけなげに生活している者には、慈愛の精神が無いと・・・・。
でも、何故か日本文学には<悲劇的>とする風潮が宿っているのでしょうか・・・・・。




土を喰う日々―わが精進十二ヵ月 (新潮文庫)
土を喰う日々―わが精進十二ヵ月 (新潮文庫)
作家の水上勉さんは軽井沢に住んで自分の家の回りに畑を作り、旬の作物を手に入れたり、山の中に入って栗を拾ったり、川辺で水芹を採って来て料理をして生活しているらしい。

それが月別に紹介してある。

1月は雪に覆われているため、秋の穀物を貯蔵しておき料理する。ジャガイモなど。
2月は味噌を使った田楽やこんにゃく
3月は高野豆腐湯葉
4月は山菜。タラの芽
5月が筍、うど
6月は梅干
7月は茄子と夏大根
8月は豆腐
9月は松茸、しめじ
10月は果実酒、唐辛子
11月は栗、くるみ
12月は焼き芋、根菜汁

という感じで、季節感があり、またその作物に関する作者の思い出、言い伝え、実際の著利の方法、その味などが本当に丁寧に書かれていて、もう臨場感たっぷり。本当にタラの芽などは、新聞紙に包んで焼いて味噌をつけて食べたくなる…。

今は、スーパーに行けば季節に関係なく何でも買える。ご馳走と言えば、スーパーに走るとか寿司を取るとかを考えがちだが、昔は家の中を探し回ったり、畑や山に行ってその時生っている物を探し出してきて料理して振舞ったわけである。

ご馳走の馳せる、走るという意味はここから来ているらしい。奥が深いし趣がある。
あと茗荷を食べると物忘れをするとか馬鹿になるという言い伝え。この由来なども書かれている。
何より精進料理の本当の意味。

この本は、今の中国問題に右往左往する事など全く関係ない、本当に「土を喰う」という本だ。

今の世の美食についても考えさせられる良書。
本当にご飯が食べられるだけでも感謝という事を忘れずに生活して行きたい。






思いがけずこんな 水上勉 を夢で見た・・・!


個性派シンガー・ソングライター 水上勉。「個人的にはバスルームで(おもちゃの)アヒルと一緒に写っているカットがお気に入り」とか。
今回も自分で編集を手がけた吉田は「チャプターひとつひとつが完成品で、ひとつの作品になっている」と自信の弁。

これからもますますの活躍が楽しみですね(^^ゞ

『 女は弱い男を支配するよりも、強い男に支配されたがる。 』( ヒトラー )

こりゃストライク過ぎか^^;

[misc.] 読んでみようか
日本の戦争―水上勉作品集 作者: 水上勉 出版社/メーカー: 新日本出版社 発売日: 2008/02 メディア: 単行本 城/蓑笠の人 (水上勉作品集) 作者: 水上勉 出版社/メーカー: 新日本出版社 発売日: 2008/06 メディア: 単行本 雁の寺・越前竹人形 (新潮文庫) ...

「名文で巡る京都」(国宝の寺①「東山」)
たとえば、青蓮院については、芥川龍之介、川端康成、梅原猛、銀閣寺については、吉井勇、中里恒子、水上勉、という具合に。 この種の本では、1つの寺院について1人が文章を寄せている、というものが多いが、そうした本を読むと、その寺院に関する ...

katorigirl5 さんのレビュー
京都が舞台なので読んだ。金閣寺炎上の記述があって驚いた。

水上勉『飢餓海峡』 神代辰巳『一条さゆり 濡れた欲情』
はなに「読んだら貸してね」といわれた、 水上勉(みずかみつとむ。私はみなかみべん、と昔言っていた気がする)『飢餓海峡』だけを読む日にした。 ごろごろしながら読んでいたら、夕方、回りもピカゴロになっていた。 新潮文庫、1969年の本で読ん ...

国宝十一面観音とそば紀行
井上靖の『星と祭』や水上勉の『湖の琴』で一躍有名になった観音様です。 やわらかな曲線美や慈愛に満ちて整った表情は,観音信仰の象徴として,参拝者に安らぎを与えてくれるだけでなく,超一級の芸術作品として感動さえ与えてくれます。 <そば紀行> ...

私の好きな作品たち~水上勉編
自ら煩悩の熱い炎に焼かれ身悶えしながら、なお人間の真実に迫ろうとする水上勉氏が、一筋の光明を求め、「心経」を一休和尚に問い、正眼国師に質す。その苦悩の果ての悟りとは・・・。一千数百年にわたって読みつがれ、唱え続けられて来た日本人の心の ...

水上勉「閑話一滴」
水上勉「閑話一滴」 (本, 私的評価B) (*R20) 雑誌に連載した身辺随想をまとめたもの。著者の身辺にあるモノや思い出をつづりながら、小さなモノへの愛着、そのモノや思い出に関わる人への感謝、あるいはさまざまな思いを語る。「わたしはいま、あたりまえ ...

土を喰ふ日々 著者:水上勉 文化出版局刊
人が食事をするということは、他の生物の命を頂戴するということだ。 それによって、人の命は支えられているのだ。 食前の「いただきます」の挨拶は、その他の生物への感謝の気持ちを表している。 土を喰ふ日々 著者:水上勉 文化出版局刊.

水上勉『禅とは何か それは達磨から始まった』(新潮選書)
日本の鎌倉以降の仏教を考える上で決して無視できない禅というものに対して、小説家の水上勉が書き記した本である。一休、沢庵、白隠、鈴木正三、良寛など、禅を重んじた日本の仏教者の思想を、豊富なエピソードを交えながら語っている。 (続く)

“同病相憐れむ”〜水上勉と不破哲三の対談
ともに「心筋梗塞」を患い、“同病相憐れむ”気持ちで、毎日新聞記者を通じ水上勉の電話から始まる両者のつき合いである。最初の電話からおよそ十年後、出版社の企画で実った対談(2000年2月)が『一滴の力水〜同じ時代を生きて』(光文社)だった。 ...

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竜巻竜次 | 佐々木蔵之介